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クルマのQ&A
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レギュラーガソリンとハイオクでは二酸化炭素の排出量、もしくは大気への汚染物質排出量が違うのでしょうか?

 新日本石油が販売している「ENEOSヴィーゴ」は、同社のホームページによると、燃費を3%程度向上させ、窒素酸化物等の大気汚染物質を最大10%〜30%程度低減させることができるとのことです。「ENEOSヴィーゴ」にはエンジン内部の摩擦を低減する添加剤が配合されており、またガソリン中に含まれる硫黄分も10ppm以下に抑えられているためです。ただ、この程度の効果は、運転の仕方を工夫すること(急発進・急加速をしないなど)によっても達成できます。■ENEOSヴィーゴ
                                ガソリンスタンド

冬場(早朝)にアイドリング(暖機)をしないと車の調子が悪くなり、寿命を短くすることにもつながると思うのですが、冬場(早朝)に暖機をすることは良い・悪いどちらなのでしょうか?

 最近の自動車は、技術の進歩により昔のような長時間の暖機運転の必要はありません。また、エンジンが冷えた状態で走り出してもエンジン等をいためる心配もありません。ただし、エンジンの水温計がCから少し上がり出すまでは(普通、水温計にはCやHと書いてある)、アクセルはあまり踏み込まないほうがいいでしょう。

信号待ちの停車時などでアイドリングストップすることは現実的ではないのでは?

 確かに、停車時にいつもアイドリングストップすることは、操作がわずらわしく、めんどくさいと感じる時があります。
 しかし、エンジン停止中の燃料消費削減量がエンジン始動時の燃料消費量と同じになる時間は概ね5秒程度ですので、それ以上の時間のアイドリングストップは、間違いなく省エネ効果がありますので、チャレンジしてみてください。
 ちなみに、エンジン始動時に多量の排出ガス(NOx, HC, COなど)が出るので、アイドリングストップすると大気汚染を引き起こすのではという懸念が一部に聞かれますが、最近のガソリン乗用車では排出ガス低減が進んでいるため、そのようなことはありません(ディーゼル車の場合は別です)。また、たびたび始動操作をするとバッテリーの消耗が早いのではないかという声も聞かれますが、エンジン始動時のスタータモーターが消費する電気量はそれほど多くなく、ブレーキを8秒踏んでいる時にストップランプで消費する電気量と同程度です。
 ですから、国道や幹線道路などの待ち時間が長い交差点で、ちょうど信号が変わってしまった場合や、短い時間でもクルマを離れる場合には、アイドリングストップをしていただきたいと思います。
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